てくてくエンジェル

てくてくエンジェルは、歩数計にペット育成ゲームの機能がついていて、楽しみながら運動やダイエットができる商品。
最初に発売されたのは1997年、つまり、あの「たまごっち」が大ブームになった時期です。
たまごっち人気に便乗して、当時はたくさんの携帯型育成ゲームが発売されていましたが、そのなかでも歩数計という実用性を付け加えたてくてくエンジェルは他の商品とは一線を画するものでした。
最初に目標の歩数やゲームを行なう機関、自分の歩幅や体重などを設定し、歩数計として利用していると歩いた歩数に応じてペットが成長していく姿を見ることができます。
てくてくエンジェルの画面上に登場するキャラクターは「ジェルくん」という謎の生物。
ユーザーがそれぞれ好みの名前をつけて育てることができます。
そして、きちんとウォーキングを続けることができれば、このジェルくんは天使へと成長していくのだそうです。
また、きちんとウオーキングをした日にはコメントをくれることもあり、それを楽しみに歩くことができたという人も多いそう。
「ジェルくん」姿は成長過程でクマやヤギと言った動物や餅、おたまじゃくし、ハゼなどのユニークなものたちの姿になり、その一方で、何日も歩数計を使わずに放置しているとペットが「家出」、またサボったときには「病気」のキャラクターが出現してしまうなど、ウオーキングをしっかり続けることができる工夫かなされていました。

その後、登場キャラクターが増えた第2弾商品も発売され、歩数計の定番商品となったてくてくエンジェルですが、最近まで販売は続いていたんですよ。
現在発売されている「てくてくエンジェルPocket」は、それまでの機器とは違い、加速度センサーで歩数を計測するようになっています。
かつての歩数計は腰のベルトなどに取り付けて、カチカチ音のする計測器が動くことで歩数を測っていましたが、最近の歩数計はそうではありません。
カバンやポケットの中に入れたままでも正確に移動距離や歩数を計測できる「加速度センサー」を使用したタイプが普及し、ベルトをしない女性などにも使いやすくなっているのです。
そんな加速度センサーのついた「てくてくエンジェルPocket」は、過去の歩数の履歴を見ることができたり、携帯ゲーム機である「ニンテンドーDS」と連携して楽しむことができたりといった工夫もなされていました。
最近はスマートフォンアプリが同様の役割を果たしている歩数計。
楽しみながら続ける工夫はしっかり受け継がれているようです。

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