Cthulhu Virtual Pet

キモかわいいクトゥルフちゃんを育てるゲーム

Cthulhu Virtual Pet(クトゥルフ・バーチャル・ペット)は、H・P・ラヴクラフトが1926年に発表した小説に登場するモンスターである「クトゥルフ」をモチーフにした育成ゲームです。

育成ゲームは数多くの種類がありますが、モンスターを育成するというものは少なくかなり個性的な仕上がりの異色ゲームと言えるでしょう。

クトゥルフ神話といえば今も熱烈なファンのいる、後塵のオカルト系・ファンタジー系・ホラー系作品に多大な影響を与えた話として知られています。

小説の中の描写によるとクトゥルフとは、全身に緑色の鱗があり、タコのような触手を持ち、コウモリのような羽を生やしているとされています。

かつては世界の支配者であったともされる生物なので決して可愛らしいとかそばに置いておきたいといったようなタイプではないのですが、それをあえてファン向けにゲームにしたというところに大きな意味があります。

Cthulhu Virtual Petのもう一つ面白い点が、スマホゲームでありながらあえて初代ゲームボーイのようなドット絵を採用しているというところです。

ですのでデモ画面だけを見るととてもスマホゲームとは思えないのですが、作り込みはかなり綿密に行われているらしいことが随所からうかがうことができ、製作者のクトゥルフへの愛が十分に感じられます。

クトゥルフを育成するというシュールさ

上記のことを読んでさっぱり意味がわからないという人はそもそもこのゲームには向いていないと言えます。
反対にクトゥルフについてよく知っており、ラヴクラフトの作品を愛している人にこそこのゲームをやって欲しいと思います。

もちろん現段階では全くクトゥルフについて知らない人でも、ゲームを通じて興味を持つという楽しみ方があります。

ゲーム内ではまず「クトゥルフちゃん」というタコによく似た生物が海の底にいる画面が登場するので、ステータスを見ながら世話をしていくことになります。

特徴的なのが餌は魚、トカゲ、人間の三種類であることや、呼び出すことができる召使がいるということです。
クトゥルフちゃんはお腹が減ると目の前の生き物をどんどん食べていってしまうので、召使を増やしていくためにも普段からきちんと餌を与えてあげなければいけません。

クトゥルフちゃんの幸福度を高めるためのイベントとして、食事以外にも街や船を襲ってみたり、信者に崇拝をさせたりといったこともあります。

リアルな描写でされたらかなりえげつないゲームではあるのですが、レトロな雰囲気と可愛らしい絵柄と演出で気軽に楽しむことができます。

原作を知っている人ならより楽しめる要素満載なので、未読の人はぜひ本編を読んでみることをおすすめします。

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